
はじめに
YOULOGでは、あなたと歩いた九州自然歩道の記録をブログ風に載せていきます。タイトルは私の名前とYOUをかけてみました。山を歩いた記録は多くありますが、道の記録は少ないように思います。地域の歴史や文化と共に紹介していきたいです。
write / photo Yu HARADA
馬見山の雪歩き
今回歩いたのは福岡県の嘉麻市にある馬見山です。他の山とも連なっているので嘉穂アルプスと呼ばれています。尾根は岩や木々の間を縫う道が特徴的。高低差はさほどなく、小石原登山口から古処登山口までおよそ12.4km。1日かければ歩ける距離です。でも、寄り道ばかりしちゃうだろうからと、ピストンハイクを選びました。






歩き続けていると、いつの間にか山頂についていました。一瞬ですね。実際は登っている時間が一番長い気がするんですけど、つらいことは忘れちゃいがち。さくさくさくっと、雪をかき分けて小屋でひと休憩です。
そういえば、自然歩道を長く歩いていた時、この小屋で一泊した記憶があります。懐かしいです。バックパックにあるテントの厚さは1mm未満。冬の寒い日だったので、小屋があって助かりました。ありがたき屋根と壁。


小石原をぐーるぐる

馬見山を下山したあとは、街散策。馬見山の麓には小石原という地域があります。この地域には小石原焼きと言って鉋模様の陶器が有名です。点がぐるっと円を描きながら、線を作っている模様は九州自然歩道みたいです。
道沿いには窯元があります。今は電気釜が多くなったそうですが、小石原の空には噴煙が立っていました。釜で木をくべて、焼いているのでしょうか。近くには行者杉という樹齢200〜600年を超える大木があり、その隣には幼い杉が植林されていました。


杉の木がどうやって育ち、使われているのか。一部分ではあるけれど、現地を実際に歩くと、より深く知ることができます。私たちが訪れる時間は一瞬ですが、その土地の重ねた時間がじんわりと伝わってくる感じです。木や器、ひとつひとつを大切にしたいなぁと思ったのでした。そんなこんなで、サクサクッと馬見山を歩いて、ぐるぐるっと小石原で遊んだ話でした。今後は福岡のみならず、各県の面白い道を歩こうと思っています。次回もお楽しみに!

今回のhiker チカさん
仕事を退職して、昨年、北アルプスの雷鳥荘で働く。山小屋のことや剱岳に登った話をしてくれた。今年の夏もいくかも?
コメント